古くからそのすばらしい効能が認められていた卵殻膜ですが、科学的・理論的に本格的な研究が開始されたのは、つい最近、21世紀に入ってからのことです。
水にも溶けず消化もしない卵殻膜は、そのままでは研究素材として扱えないため、なかなか科学的な解明がなされることなく、今日まで至りました。
しかしながら、2000年を過ぎてようやく卵殻膜をそれ自体の機能を損なわずに加水分解そして微粉末化することに成功し、その特許技術が誕生したことで研究活動への道が開けてきたのです。
2002年からは賛助企業と東海大学が卵殻膜の基礎研究に着手。2007年からは同じく賛助企業と東京大学との共同研究が開始され、これまでに様々な学会でその成果が発表されるとともに、今現在も東京大学や他の機関での研究は続けられています。
こうして、『昔からの生活の知恵』や『卵からヒヨコが生まれる』という事例は確かなサイエンスとして検証されつつあります。
その成果としての卵殻膜を原料とした化粧品や健康食品、衣料品による健康増進や皮膚への効果などの他、今後さらに新たな健康戦略の素材として有効活用されていくことが期待されています。
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