卵殻膜に含まれるアミノ酸組成のうち、特に特徴的な点はシスチンの含有量が豊富であることです。
シスチンは体内でL-システインに変化します。L-システインは、ビタミンCと協働してメラニンの形成を抑制し、しみ・そばかすを予防するといわれ、抗酸化ミネラルのセレンと一時的に結合(キレート)し、紫外線などの放射線から体を守り、有害金属を排出する働きがあります。
さらに皮膚や毛髪の構成材料として、皮膚の再生を助け、ふきでものや疥癬(かいせん)を予防し、爪や皮膚を健康に保つ効果があり、育毛効果に関しても大変有効であると言われています。
また、L-システインは硫黄を含むため、代謝される際には硫酸ができ、水銀や鉛など人体に有害な金属、あるいは有害でなくても余分な金属を排出するといった作用があります。
- 2013年01月30日
- 日本卵殻膜推進協会の英語サイトをアップしました。
- 2012年07月20日
- 卵殻膜に関する研究(第44回日本結合組織学会学術大会)をアップしました。
- 2012年07月20日
- 卵殻膜に関する研究(第66回日本栄養・食糧学会大会)をアップしました。